イソップは、きげんぜんの人で、どれい というみぶんでした。 しかし、おもしろいどうわをつくって、おはなしをするのがとくいでした。 だから、どこにいっても、みんなにすかれていたそうです。 イソップは、いつもただしいものに、みかたをして、みんなにやさしいこころとゆうきをあたえたということです。 あるあさ、おばあさんがびっくりしました。 「おじいさん、たいへん。うちのめんどりが、きんぴかの たまごをうみましたよ。」 「どれどれ、ほんとうだ」 めんどりは、まいにち ひとつずつ、きんの たまごを うみました。 それは、たかく うれました。 びんぼうな ふたりは、たいへん おかねもちになりました。 すると、よく が でてきました。 「まいにち、きんの たまごを うむくらいだ。 からだの なかには、きん がいっぱい あるだろう。」 おじいさんは、めんどりを ころして、 おなかのなかを しらべました。 け