攻撃の手口が巧妙化していることから、相当数のPCやユーザーに感染が広がる恐れがあるとセキュリティ企業は警告している。 Webサイトに不正なコードを仕込んでユーザーを不正なサイトに誘導し、パスワードを盗み出すマルウェアや身代金を要求するランサムウェアの新手の亜種を次々に仕込む攻撃が広がっているという。デンマークのセキュリティ企業Heimdal Securityが12月2日のブログで伝えた。攻撃の手口が巧妙化していることから、相当数のPCやユーザーに感染が広がる恐れがあると警告している。 Heimdalによると、今回の攻撃では第1段階として、被害者のPCを「Pony」と呼ばれるマルウェアに感染させ、ユーザー名とパスワードを盗み出して攻撃者が制御するサーバに送信する。 第2段階では悪名高いエクスプロイトキットの「Angler」を使って、ランサムウェアの新手の亜種「CryptoWall 4.0」に