Part2「仮想環境で電子工作プログラミングに挑戦!」で,電子工作プログラミングの基本的な手順は理解できたと思います。Part3では,Part2で使った開発ツール「CodeWarrior」を引き続き利用してプログラムを作り,実際のマイコンで動作させてみます。 本来,マイコンを利用するためにはLEDなどの部品を配線する必要があります。しかし,ハンダ付けや配線はちょっと面倒ですね。なのでここでは,Part2で予告したようにフリースケール・セミコンダクタ・ジャパンのマイコン評価ボード「DEMO9S08QG8」(写真1)を使うことにします。 この評価ボードは8ビット・マイコン「MC9S08QG8」に加えて,ボタン・スイッチやボリューム抵抗,フォト・トランジスタ(光を受けると電流量を変化させるトランジスタ)などを搭載しています。それぞれのパーツはマイコンのピンに配線済みですので,組み立ての必要はあり