【お願い】 「こころみ医学の内容」や「病状のご相談」等に関しましては、クリニックへのお電話によるお問合せは承っておりません。 診察をご希望の方は、受診される前のお願いをお読みください。 強迫性障害(強迫神経症)とは? 強迫性障害は、頭の中にしつこく浮かぶ不快な考えやイメージ(強迫観念)にとらわれ、それを打ち消そうとするくり返しの行為(強迫行為)が止められず、日常生活や精神状態に大きな影響をおよぼす病気です。 多くの患者さんは、その考えや行為の度が過ぎていること、生活に支障をおよぼしていることを自覚し止めようとしますが、その意志に反して強迫観念や強迫行為が続き、心身が激しく疲労してしまいます。 昔は強迫神経症などといわれていて、治療が難しいとされていました。お薬や精神療法の進歩により、少しずつ改善していける病気になっています。 強迫性障害は、WHO(世界保健機関)によって「経済損失および生活