スポークブレーキの種類と前後の関係よって、お薦めの組み合わせはありますが、考え方によって千差万別です。強力なブレーキングでホイールを酷使するトライアルにおいて、この図にない組み合わせを実験しましたが、実はどのような組み方でも問題は発生していません。げんにヨーロッパのロード界では後輪を逆イタリアンで組むという話を読んだこともあります。 力学や工学を知らない者には、本当に内側から外側に出たスポークがトルクスポークなのかは結論が出せません。方程式でも使って論理的に説明されたら納得もするのでしょうが、今のところそのようなエレガントな証明は目にしたことがないので、今後も観測量で勝負するエレファントな証明に頼るしかないのが現状です。 スポーク組の作業手順 １．用途と好みに応じた組み方を決定します ２．左フランジを上にして、一つおきにスポークを上から通します（8本） ３．スポークの通し方の図を参考にして
