モノのインターネットと呼ばれるIoTにおいて、多彩な利用が期待されている位置情報のトラッキング。衛星通信とGPSを組み合わせることで、地上の携帯電話のカバーエリアにとらわれず、全世界でトラッキング可能なデバイスが、国内でも利用できるようになっている。 モノのインターネットと呼ばれるIoTにおいて、多彩な利用が期待されているのが位置情報のトラッキングだ。物品の盗難管理から、人の見守り、山岳などでの遭難防止、さらには動物や流氷などに設置することで、生態系の解明や潮の流れの解析ができたりと、利用用途は幅広い。 しかしこれまでのトラッキングIoTデバイスにはいくつかの制約があった。1つは、取得した位置情報を送信するために携帯電話網を使うため、海洋や山岳では圏外になってしまう場合があることだ。さらに、潮流研究など長期間のトラッキングに利用する場合は電池の持ちも重要だ。衛星携帯電話と接続して使えば圏外
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