「流動性知能」を向上させるソフトウェア 2008年5月 7日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 科学者らは、不可能と考えられてきた流動性知能の改善を達成するために、「n-バック課題」の修正版(上記の図)を使用した。この図は、テスト被験者が強制的に絶え間なく続く視覚および聴覚情報を記憶させられる仕組みを表している。 Image: Martin Buschkuehl 脳専門の研究者らが、「流動性知能」と呼ばれる一般的な問題解決能力について、向上させる方法を初めて発見したと発表した。 流動性知能は、人々が新しい状況に適応したり、これまで経験したことのない問題を解決するのに用いられる能力だ。これと対をなす概念は結晶性知能で、こちらは語彙や文法、計算など、習得された技能や知識を指す。 流動性知能に関しては、これまで遺伝的に固定されたものだと