内部発振器を使ったArduino Arduinoの回路はAtmega328に16MHzの水晶発振子を接続したものが一般的です。しかし、Atmega328は内部発振器も持っています。 独自でArduino互換回路を作る際に、内蔵発振器を使うと、部品点数を減らすことができ、さらに水晶発振子を接続するための2本のピンをGPIOとして使うことができるようになります。 ここまでだと良いことづくしなのですが、内蔵発振器は8MHzで16MHzの水晶発振子と比べると遅いです。また、水晶発振子ではなく、RC発振で実装されているため、精度は水晶発振子に比べるとかなり劣ります。その後差は±10%とされていますが、動作させる電圧や、気温でも大きく変化します。この誤差のために、内部発振器で動作するArduinoは115200bpsでのシリアル通信は非推奨となっています。 これらのメリット・デメリットを踏まえたうえで
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