本業である声優業の傍ら、年1枚ペースでアルバムを世に送り、コツコツとアーティスト活動を続けてきた野中藍が、満を持してベストアルバム『アイレンジャー』(キングレコード)をリリースする(1月27日発売)。歴代シングルを中心に、新曲2曲を含む全17曲収録、5年間の足跡を詰め込んだ大作である。 コロコロとよく転がる声が人気のあいぽん。09年も『アスラクライン』の嵩月奏、『よくわかる現代魔法』の森下こよみ、『懺・さよなら絶望先生』の風浦可符香(P.N)などを演じ、好調に思えるが、声優として活躍する反面、歌い手としては苦悩するところが多いのだという。 そんなベストアルバム発売直前の、悩めるあいぽんを直撃した。 ■「アーティスト」野中藍としての苦悩 ──ベストアルバムの話が来たときのお気持ちは、どんな感じでしたか? 野中藍(以下、野中) ベストっていうと十年選手みたいな人が出す! というイメージだったの
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