自分と年の近い女の子とご飯食べに行った。 「友達」の話になった。 この年になると友達なんて自分の所属するコミュニティ以外ではなかなかできない、地元には友達がいたけど段々疎遠になってほとんどいなくなっちゃったって、だからと言って寂しいとかつまらないとかそういう訳ではない。 要するにただの世間話。 実は自分も地元に友達なんてもういない。帰省しても会うことなんてない。だから彼女の気持ちはよく分かる。年に一度会うか会わないかの学生の時の、友達と自信を持って呼べる友達ならそれなりにいる。残念ながら全国に散らばってしまって誰かの結婚式でも開かれない限りは一堂に会うことなんてないけど。 でもたまに、本当に稀に、地元にも学生のときでも、今まで生きてきて所属してきたコミュニティ全ての友達と未だに繋がりがあるという意味で、やたら友達が多い人がいる。それを見て、凄いとは思うけど羨ましいとまでは思わない。 冒頭の