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ブックマーク / www1.doshisha.ac.jp/~yshibana (2)

  • 血液型性格関連説について

    血液型-性格関連説について 旧「血液型を書くのはやめましょう」ページ ページは、「血液型性格関連説」についての、心理学的な知見とそれに基づく考察を提供することを目標としています。 血液型と性格に関連がある、と主張するは、世の中に数あれど、そうでない、と主張するは、ほとんど一般の目に触れることはありません。せいぜい、関係者(要するに、積極的な支持派と懐疑派)が、どちらもイライラしながら目を通すくらいです。 これは、残念です。なぜなら、この問題は、いろいろな意味で面白いからです。 社会心理学者は、心と社会について、データに基づいて実証的に検討することを仕事としています。そして、自分の仮説を実験や調査のデザインにおとし、測定し、確かめるためにさまざまな技法を開発し、数多くのテーマに取り組んできました。ただ、このような「実証文化」は、いまいち日には根付いていないようです。あげくのはてに、そ

  • 「関係がある」と「関係がない」の間

    こんな感じ(またいい加減)です。でも、こんなこと、できませんね。 ただし、ここで面白い思考トレーニングが可能である。日人全体を調べて、このような結果が出た場合、果たして「両者に関係がある」のだろうか?これは、全数調査なので、統計学的推論の行えない領域である(こういうデータに「有意差」という言葉はありえない)。要するに、このようなデータを評価する基準は、個々人で決めなければならないものなのである。 ですので、そのかわりとして、「サンプル」を使います。サンプルとは、設定された母集団から、くじ引きで(等確率で)抜き出されてきた、母集団の代表です。もちろん、くじ引きですから、偏ることはあります。でも、サンプルをいくつか作れば、そのどれも偏っている、という可能性は低いでしょう。まずここが基です。サンプルの作り方をよく見ましょう。 失格のサンプルの代表例は、「血液型性格関連アンケート」と題うたれた

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