著名なフランスのデザイナー、故イブ・サンローラン氏とそのビジネス・パートナーであるピエール・バージ氏が二人で築いたコレクションを、ピエール氏が競売にかけて放出することとした。 そしたら、そのコレクションの中には1880年に円明園から略奪されたもの(ブロンズ製のウサギとネズミの頭の形をした噴水口)がまじってていて、それを知った中国のナショナリストたちが、略奪品だからかえせー、と大騒ぎ。ああっというまに弁護士団が結成され、フランスの法廷に差し止め裁判を起こしたが、見事に却下された。 そりゃそーだわ。文化財保護ってとっても難しくて、たとえば円明園がかりに英仏軍に焼き討ちにあわなくとも、文化大革命の時に紅衛兵が「ブルジョワ文化打倒」とかいって壊してたかもしれず、イラクで暴動が起きた時も、国立博物館はおそわれたし、北朝鮮の博物館の所蔵品も中国に闇ルートで売られてキム総書記親子の全集本のため良質の紙を
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