2006年8月20日のブックマーク (1件)

  • 広池NL36

    「新たな国立墓苑」構想―「無名戦士の墓」と「怨親平等」をめぐって 広池 真一 1.無名戦士の墓 ベネディクト・アンダーソンは、有名なナショナリズム論『想像の共同体』の冒頭で「無名戦士の墓 (tomb of the Unknown Soldier)」に言及している。 彼は無名戦士の墓と碑を近代文化としてのナショナリズムを最も見事に象徴するものだとし、以下のように述べる。「これらの記念碑は、故意にからっぽであるか、あるいはそこにだれがねむっているのか誰も知らない。そしてまさにその故に、これらの碑には、公共的、儀礼的敬意が払われる。……それがどれほど近代的なことかは、どこかのでしゃばりが無名戦士の名前を「発見」したとか、記念碑に物の骨をいれようと言いはったとして、一般の人々がどんな反応をするか、ちょっと想像してみればわかるだろう。奇妙な、近代的冒涜!しかし、これらの墓には、だれと特定し

    YOW
    YOW 2006/08/20
    怨親平等は国際スタンダードとなるか >『仏教辞典』(岩波書店、1989)によれば、「怨親平等」という言葉は「戦場などで死んだ敵味方の死者の霊を供養し、恩讐を越えて平等に極楽往生させること」という意味