来館者がふだん見る機会のない美術館の裏方の設備。美術館に勤めたばかりの若手スタッフたちが、それをチラリと覗いてみる企画の第3回は、作品を保管する「収蔵庫」です。 今回は当館所蔵の美術品が数多く保管されている「収蔵庫」をご紹介します! 当館の収蔵品は、現代美術、工芸、日本画と3つの部屋に分けて地下に収蔵されています。ふつう美術館の収蔵庫は建物の最上階に作られることが多いそうなのですが、当館の建物は高台にあり、地盤が頑丈であったため、あえて温湿度の影響を受けにくい地下に収蔵庫を作ったのだそうです。 とても頑丈な扉で、厳重に保管されている美術品。 収蔵庫は一年を通じて温度・湿度が一定に保たれるように設計されており、デリケートな美術品を大切に保管しています。 こちらは収蔵庫1。現代美術の作品が収納されています。 立派な彫刻作品が所狭しと置かれているのでびっくりします。持ち運びが難しい作品や壊れやす