MIYADAI.com Blog (Archive) > 「私はこうして冤罪をつくりました」という帯のかかった『検事失格』を書かれた市川寛さんと議論しました « 『電通と原発報道』(亜紀書房)の著者本間龍さんとトークしました | 年末恒例の「渡辺靖×苅部直×宮台」鼎談2012年版が『週刊読書人』に掲載されます。中心的主題は民主制。 » 皆さんは「私はこうして冤罪をつくりました」という帯のかかった『検事失格』(毎日新聞社)を本屋で御覧になりませんでしたか。この本を書かれた市川寛さんは、01年の「佐賀市農協背任事件」において主任検事として不当な取り調べを行ったことを法廷で証言されました。市川さんをマル激にお呼びして、検事が犯罪をデッチあげる本当の理由を議論しました。 例によって、宮台の発言の一部を抜粋します。 〜〜〜〜〜 宮台: [略]⋯一度事件を見立ててしまえば、その見立て通りに調書を作れ