2019年9月29日のブックマーク (1件)

  • ロボットが「倫理」を実装するとき | RAD-IT21

    広島大学大学院文学研究科助教 1986年生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了、博士(文学) 著訳書として D・アーミテイジ『思想のグローバルヒストリー』(共訳、法政大学出版局、2015年)、『少子超高齢者会の「幸福」と「正義」』(共著、日看護協会出版会、2016年)他。 ロボットの「倫理」とは? 人の手を離れて自律的に動作するロボットが我々の社会の中でさまざまな役割を担うようになったなら、そうしたロボットにも「倫理」が実装されるべきだとする考えは、アイザック・アシモフのロボット三原則に言及するまでもなく古くから存在する。ロボットが人間と同等の「行為者」とみなされるか否かにかかわらず、人々の福利がロボットの動作の影響を受けることになるなら、ロボットの動作には何らかの安全策が必要だからだ。 そこまではよい。問題は、ロボットに実装されるべき「倫理」とはいったいいかなるものであり、そ

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