◆この記事は「法学セミナー」772号(2019年5月号)に掲載されているものです。◆ 特集:ようこそ、法律学の世界へ―法学入門2019 Part.2 この春、法律学を学び始めたみなさんにとって、すでに法律学はおもしろい学問でしょうか。 あっという間に夢中になった人もいれば、イメージとのギャップに苦戦中の人もいるかもしれません。 今年の法セミの法学入門の後編は、憲法、民法、刑法の3科目にフォーカスしました。 近年注目のトピックや法改正など、社会との関わりを意識しながら、この3科目を見ていくことで、法律学のおもしろさを探してみてください。 ――編集部 1 はじめに 「フェイクニュース」が世界を揺るがしている。フェイクニュースは、簡単に言えば、主にインターネット上で流通する偽のニュースのことであるが、「虚構新聞」のような一見して明らかなパロディサイトとは異なり、真実であるかのように発信され伝達さ
![フェイクニュースの憲法問題:表現の自由と民主主義を問い直す(成原慧)(特集:法学部をでたあと、どうする?―法学入門2019 Part.2) | Web日本評論](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bfd35c565ac6eb450d25d6ff2089e536e11ff772/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.web-nippyo.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F09%2Fhousemi_tokushu_2.png)