神社や寺院を参拝した折り、神主や僧から朱印と墨書をいただく「ご朱印」。これまでは四国を巡るお遍路まいりの中高年が、和綴じの帳面に集め仏壇におさめるイメージが強かった。ところが最近は、社務所や納経所へ立ち寄りご朱印をいただく若い女性、「ご朱印ガール」が増えている。 国立市の谷保天満宮では、青空と梅が満開の様子をデザインした水色とピンクのオリジナルご朱印帳を4年前に頒布し始めたところ、若い女性の参拝客が激増した。権禰宜(ごんねぎ)の菊地茂さんは「非常に手応えがあります」と反響の大きさに驚いている。 「参拝者は10年前の10倍近くに増え、土日のたびに朝からとても忙しくなりました。20〜30代の女性が多く参拝にいらっしゃいます。インターネットで『かわいいのをゲットしました』と広まり、全国から参拝者が集まるようになりました。札幌からご朱印帳をめあてにいらした方も。いまはかわいいご朱印帳が増えて入
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