徘徊SOSネットワーク | たえのは！ブログ東京都は2月4日、第5回東京都認知症対策推進会議を開催し、モデル事業を実施する多摩市の徘徊SOSネットワークへの取り組みが紹介された。徘徊する高齢者の発見から保護までの事例が報告され、出席委員の間で意見が交わされた。 【多摩市での認知症による徘徊の現状】 多摩中央警察署が2007年に保護した認知症高齢者数は、多摩市民45人（34.6％）、その他が85人（65.4％）で計130人だった。2008年1月から9月までの件数は、多摩市民66人（60％）、その他44人（40％）で計110人と保護件数が増加している傾向がみられた。 【事例検討】 73歳、要介護2の女性がある日の夕方、京王線S駅まで夫婦で出掛け、はぐれる。担当のケアマネージャーは翌朝電話をしたとき行方不明を把握。本人は翌朝9時に埼玉県O市で警察が保護した。 今後の対応では、1時間経過して所在がわからない場合は徘徊と判断し、担当のケアマネ
