南極に関するYTsudaのブックマーク (6)

  • 時事ドットコム:【南極ウオーカーズ】あっという間の越冬1年間

    あっという間の越冬1年間 1/5 第51次南極地域観測隊越冬隊員(国立極地研究所・東京学芸大学大学院) 木村嘉尚 幸せになれる「グリーンフラッシュ」 沈む太陽 1月は晴れの日が少なく、観測史上で一番日照時間が少ない1月となりました。このため、例年なら雪はほとんど解けているのですが、今年は残雪が多い昭和基地の夏です。 1月20日に白夜が終了し、晴れた日は太陽が沈む瞬間にほんの短時間だけ緑色や青色の光を放つ「グリーンフラッシュ」や「ブルーフラッシュ」を見ることができました。 写真は、遠くの島の向こうに太陽が沈んだ瞬間です。南極の大気が非常に澄み切っているから現れる現象で、「見た人は幸せになれる」とも言われており、南極でもブルーはとても珍しいそうです。皆さんにも、写真で幸せのお裾分けをします。 次は>>一つ一つを丁寧に引き継ぎ

  • 時事ドットコム:【南極ウオーカーズ】白い滝の蜃気楼~顔に凍傷も

    白い滝の蜃気楼〜顔に凍傷も 1/5 第51次南極地域観測隊越冬隊員(国立極地研究所・東京学芸大学大学院) 木村嘉尚 そりを引き、雪上車は行く かわいらしいアデリーペンギン。 その姿を見ていると、屋外作業の疲れを忘れる 11月下旬から白夜になり、南極の夏番の雰囲気になりつつある昭和基地です。最近では動物たちも多く見掛けるようになりました。屋外で作業をしていると、気付いたら通りすがりのアデリーペンギンが興味深そうにこちらを眺めていることがあります。 「ガァ?!」とこちらから呼び掛けると、彼らも「ガァ?!」と反応してくれます。かわいさで疲れを忘れます。今回は、雪上車で片道270キロを踏破したみずほ旅行の様子についてお伝えします。 雪と氷の真っ白な世界を、3台の雪上車とそりで移動する 20日弱のほとんどは雪上車による移動で、雪と氷で真っ白な世界を過去の隊が通った道のりで進んでいきます。500メー

  • 時事ドットコム:【南極ウオーカーズ】全天のオーロラ、地球の不思議実感

    全天のオーロラ、地球の不思議実感 1/4 第51次南極地域観測隊越冬隊員(国立極地研究所・東京学芸大学大学院) 木村嘉尚 冬の主役 太陽が沈むとオーロラ観測の準備を始めます 南極の昭和基地では、寒さが少しずつ和らいできて春に向かっています。たくさんの人が仕事をしているその昭和基地では、いくつもの職種があり、私は「宙空部門」で働いています。 宙空部門は、オーロラ観測や地磁気観測、大気電場観測、電磁波観測を行っており、主に超高層大気圏の現象を研究の目的としています。今回は、その仕事と、冬の主役オーロラを紹介します。 宙空部門が越冬期間中に観測する代表的な現象は、オーロラの観測です。この部門は、6年前の45次隊で越冬経験がある大市聡隊員と私の2人で担当。2月後半から10月終わりまで、半月交替で1人が夜勤してオーロラ観測を行っています。 太陽が沈むとオーロラ観測の準備を始めます。写真は、私が観測機

  • 南極フォトアルバム 越冬隊便り 写真特集:時事ドットコム

    1/53 スクロールで次の写真へ 南極・昭和基地では、越冬隊員による写真コンテストが毎月開かれている。国立極地研究所の協力を得て、その一部を時事ドットコムで紹介する。 雲鳥、空を渡る:天候の変化が激しい昭和基地の空。雲の移動も速く、渡り鳥が飛んでいるようです(高見英治隊員)【国立極地研究所提供】(2010年08月撮影) 【時事通信社】

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  • 時事ドットコム:【南極ウオーカーズ】零下40度、ブリザードでも中は快適

    零下40度、ブリザードでも中は快適 1/3 第51次南極地域観測隊越冬隊員(国立極地研究所・東京学芸大学大学院) 木村嘉尚 基地のシンボル19広場 昭和基地のシンボル19(いちきゅう)広場と管理棟 日は猛暑のまっただ中のようですが、こちら昭和基地は今が一番寒い時期です。8月7日には今期の最低気温でマイナス39度を記録しました。マイナス20度台でも十分寒いのですが、マイナス40度近くなってくると違った寒さがあります。 オーロラは太陽活動の影響で5月から7月はあまり出てくれなかったのですが、8月に入ってからはある程度出るようになってくれました。越冬隊員の特権であるオーロラ観測は、次回に詳しくお話ししますが、その前に昭和基地の様子を紹介します。 昭和基地のシンボルといえば、真っ先に思いつくのは19(いちきゅう)広場です。「昭和基地」と書かれた看板はここにあります。 第1居住棟。筆者の部屋は1階

  • 時事ドットコム:【南極ウオーカーズ】大学院生の越冬初体験

    大学院生の越冬初体験 1/4 第51次南極地域観測隊越冬隊員(国立極地研究所・東京学芸大学大学院) 木村嘉尚 はじめに 第1次南極観測隊の上陸地点に立つ筆者 みなさん初めまして。第51次日南極地域観測隊越冬隊の一員として南極昭和基地で越冬生活を送っている木村嘉尚です。この「南極ウオーカーズ」で、皆さんに地球観測最前線の越冬生活を紹介させていただきます。 夏隊との涙の別れから4カ月、越冬生活にも慣れてきたところです。右の写真は、越冬が始まって間もなくの2月末、昭和基地の隣の西オングル島にある第1次南極観測隊の上陸地点に行った時に撮りました。 この場には、半世紀以上前に第1次隊が旗を立てるのに使用した竹が残っています。上陸の映像はテレビで見たことがあったのですが、実際に立つと南極観測隊の歴史に感慨深くなりました。 海氷を割り、砕氷船「しらせ」が進む 南極のことを詳しくお伝えする前に、昭和基地

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