ブックマーク / lambamirstan.hatenablog.com (8)

  • 地位と名誉の値打ち (3) - 和尚さんの水飴

    当たり前だった昇格の終わり 組織の指揮命令系統は、意思決定を円滑に行うための枠組みであり、それぞれの役職に与えられた権限には責任が伴います。 役職が上がると給料も上がるのは、役職に応じた責任が重くなるためであり、個々人の能力や過去の実績の対価ではありません。あくまでその役職に対する手当です。 会社の中での役職の上下や給料の多寡は、それ自体は個人の能力評価とは別の、組織運営の仕組みでしかありません。若い社員は意外にその辺りを良く理解しているのですが、中高年の世代では依然として昇進や昇給に一喜一憂する社員が多く存在します。 私の勤め先に限って言えば、昇格の判定が、従来型の年功序列制からアセスメント制へ移行する際に、社員に対して制度変更の趣旨を丁寧に説明していなかったこと、そして、判定基準が曖昧なことから社員の間に不公平感が広がっているのだと考えます。 昇格アセスメント制は、かれこれ10年近く前

    地位と名誉の値打ち (3) - 和尚さんの水飴
    YUKAHISA
    YUKAHISA 2021/03/15
    役職とその人は、くっついているようで離れてるんですよね♬とても大切だと思います☆ありがとうございます!
  • 白秋の坂道 - 和尚さんの水飴

    老いてゆく自分 青春の反対語は白秋と言うそうです。青春は長い坂を登るようだと歌にありましたが、白秋は長い坂をゆっくり下って行くことに例えられるのでしょう。 50代を過ぎた頃からでしょうか、自分の記憶力の衰えを覚え始めるようになりました。仕事で名刺交換をしている相手にも拘らず、次にお会いした時に名前が思い出せない。ついこの間聞いたばかりの会社名や用語が思い出せない。ともに喉まで出かかっているもどかしさを感じていました。 元々ショートスリーパーの私でしたが、一時期大きな仕事が重なったこともあり、睡眠時間を削って何とかやりくりしていました。そのため、寝不足や疲れから記憶力が低下しているのだと、そう私は考えていたのです。 やがて仕事の方は落ち着きましたが、私の頭の働きは今一つでした。仕事の打ち合わせや公の会議の場でも、頭に浮かんだことが適切な文章となって口から出て行きません。言い澱みが増え、活舌も

    白秋の坂道 - 和尚さんの水飴
    YUKAHISA
    YUKAHISA 2021/03/07
    加齢に適応していきたいですね☆ありがとうございました!
  • ノンアルコールな人間関係 - 和尚さんの水飴

    飲み会に命を懸ける 昨年の年の瀬は、取引先との忘年会でカレンダーが埋まっていました。いつもの年であれば、酒席が続かないよう、“休肝日”を考えながら予定を組まなければならなかったのですが、今年、私の予定表の夜の部は真っ白です。社内に目を向けても、仕事納めの日に各部で行なっていた納会は禁止、忘年会も自粛となっています。 思うに、この一年近く、社内外の、親睦を言い訳にした飲み会の数は極端に減りましたが、それで何か仕事に支障が生じたかと言うと、何もありません。アフターファイブに酒を酌み交わすことが人間関係を円滑に進めるためには必要なこと、と言うのは幻想であり、無駄な時間だったことが分かりました。いや、そんなことはとっくに分かっていたことなのですが、このようなご時世になってようやく証明されたと言えます。 今やアルコールを嗜まない人の数も増え、“飲ませておけば機嫌が取れる”と言う発想は通用しないことは

    ノンアルコールな人間関係 - 和尚さんの水飴
    YUKAHISA
    YUKAHISA 2020/12/11
    共感できる記事でした☆ 仕事の内容がしんどい時より、人間関係がしんどい時のほうがキツいですよね^^; 飲み会も、その人のことを知りやすい場ではあると思いますが、なければないなりに知っていけてますね♬
  • メールの両刃 - 和尚さんの水飴

    便利になって仕事が増える 昔の話を引き合いに出すのは私の悪い癖なのですが、私が若手社員だった頃は、急病で休む時などは、上司に電話を入れることが“常識”でした。また、仕事の指示や依頼、それに対する連絡や報告も、直接口頭で行なっていました。今の若い人には想像もつかない平成一桁代の職場の様子です。 その後、メールの普及はそのような仕事の常識を大きく変えました。休暇の連絡、業務の指示、依頼、その報告。ほとんどメールで済んでしまいます。隣の机に座っている同僚や、すぐ目の前にいる上司に対しても、口頭では無くメールで連絡しても、誰も奇異に感じることはありません。 今、私は日に数十通、酷いと三桁台のメールを受信していますが、これは、口頭で伝えれば1分とかからないことでも、メールで連絡するようになったこと、また、とりあえず関係ありそうな人間を全て“CC”に入れるようなことをしているためです。メールで仕事の効

    メールの両刃 - 和尚さんの水飴
    YUKAHISA
    YUKAHISA 2020/10/20
    事務連絡以上の、心配りや配慮が必要になってくると、メールでは限界がありますよね。 メールの限界=自分の限界となっているのはもったいないと感じました☆
  • 優しい相談相手 - 和尚さんの水飴

    善人は騙される 前回の記事で、悩んでいる人に付け込んで私腹を肥やそうとする人間がいることを書きました。 lambamirstan.hatenablog.com しかし、それ同様に許せないのは、人の悩み事を話のネタにしたり、人の不幸を見てほくそ笑むような人間がいることです。 悩みごとを抱えて二進も三進も行かなり、自分で答えを出せなくなると、相談相手が欲しいと思うことがあります。学業や進路、仕事やプライベートの悩み。経験豊富な人のアドバイスに助けられたことがあると言う人も少なくないはずです。また、相談相手では無くても、悩みを打ち明けただけで、気分が楽になったと言う人もいると思います。 一方で、相手を間違ったために、かえって悩みが大きくなったり、新たなトラブルに巻き込まれたり、という人もいることでしょう。 私がまだ若手社員の頃、仕事のストレスなどから円形脱毛症になったことがありました。10円玉く

    優しい相談相手 - 和尚さんの水飴
    YUKAHISA
    YUKAHISA 2020/08/11
    相手を落とすというのは、自分を保つための最も簡単な方法なので、使ってしまうひとがいるんですよねぇ(-。-;
  • 人種差別デモ 何のための抗議なのか - 和尚さんの水飴

    略奪でガス抜き? 米国ミネソタ州の人種差別デモをしばらくチェックしていたのですが、ここ数日あまり大きく取り上げられることが無くなりました。 今回の発火点はミネアポリス市でしたが、抗議活動は全米の主要都市に飛び火しました。メディア等のニュースでご存じの方も多いと思いますが、純粋な抗議活動を超えた暴動や略奪行為も報じられています。スーパーやショッピングモールの扉をこじ開けて乱入する暴徒を見て、これが正当な抗議活動だと信じる人はいないでしょう。どう考えても、この機に乗じて略奪を行うつもり満々としか見えませんでした。 このような略奪行為を、人種差別によって抑圧された人々のガス抜き的なもの、と寛容な理解を示す必要など全く無いことは明らかです。また、今回のデモは、白人警察官が黒人被疑者を拘束する際に窒息死させてしまったことが発端ですが、これを、「白人による黒人殺害」と捉えるか、「警察官による被疑者殺害

    人種差別デモ 何のための抗議なのか - 和尚さんの水飴
    YUKAHISA
    YUKAHISA 2020/07/06
    人間は、本当に理由をつけたがるということを改めて感じますよね。客観的な判断をしたいですね♬
  • 虚飾と本心 - 和尚さんの水飴

    気になる他人の目 ほとんどの人は、多少の差こそあれ、他人の目を気にしながら生きているのではないでしょうか。出かける時に、「今日は何を着て行こうか?」と悩むのも、自分にあった服を着たいという気持ちもあるのでしょうが、それ以上に、誰かに見られても恥ずかしくない格好をしたいという意識があるからだと思うのです。 ちょっとゴミ出しというくらいなら、部屋着でもパジャマでも構わないのでしょうが、買い物に行くとなると、パジャマと言うわけにはいきません。会社に行くならスーツ、冠婚葬祭であれば礼服を着なければなりません。そのように、人はTPOによって服装を使い分けます。時と場所を弁えて行動するのが常識であり、常識を疑われるような行いは慎むべき、というように世間体を意識しています。 私たちは、“体面を保つ”ことを子供の頃から教え込まれてきました。体裁を整えられないと恥ずかしいと言う考えです。そして、それにお金

    虚飾と本心 - 和尚さんの水飴
    YUKAHISA
    YUKAHISA 2020/06/28
    自己肯定感とかって言われるようなものが持てないと、他者との比較でしか自分を保てなくなってしまうんですよねぇ(^^;;イジメはなくならないですねぇ(-。-;
  • 「がんばれ」は無責任な言葉? - 和尚さんの水飴

    子育てが終わって 我が家は、次女が昨年大学に入学した時点で、子育ては終了したと思っています。もちろん、娘が卒業するまで学費を払わなければなりませんが、娘に対して「ああしろ、こうしろ」と口うるさく言うことはしないと、とも決めています。 振り返ってみると、私たちの子育ては、ぎりぎり及第点。むしろ、「負うた子に教えられる」を体現したものでした。 長女は今年就職しました。最初の二か月弱は在宅勤務でしたが、その後、郊外の営業所で目下新人研修を受ける毎日です。自宅からの通勤なので、家には費や部屋代相当分のお金を入れさせるようにしています。娘といつまで一緒に暮らせるか分かりませんが、家の働き手が増えることは、何となく心強いものです。 今はも私も、それなりに穏やかな毎日を送っていますが、数年前に私たち家族が海外駐在から帰国した頃は、家の中の雰囲気もあまり良いものではありませんでした。一番の原因は娘た

    「がんばれ」は無責任な言葉? - 和尚さんの水飴
    YUKAHISA
    YUKAHISA 2020/06/18
    人に何かを伝えるということは、本当に難しいですね(^^;; 親子であっても、相手の全ては分からないということを改めて考えさせていただきました☆
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