24日午後(現地時間)、ロサンゼルス市内の選手宿舎で会見が行われた。 選手、監督、コーチ全員が壇上に上がり、原辰徳監督が大会を総括。ただそのとき、監督の隣りに座ったイチローだけが、一人そわそわと落ち着かない。 後ろを見たり、左側に座っている松坂大輔を見たり。 どうやら、イチローも含め、全員がスーツとネクタイを着用している中で、イチローの右斜め後ろに座っていた福留孝介と、松坂だけが、ラフな格好をしていたことを気にしていたらしい。 イチローのジェスチャーによる突っ込みに対して、福留は恐縮。松坂は苦笑い。 その無邪気な振舞いに対し、途中、原監督までもが、ふとほおを緩める場面があった。 この日は、監督・コーチ含め、全員がマイクを回しながらそれぞれが大会に対する思いを語ったが、前日の決勝タイムリー同様、ここでもイチローがおいしいところをさらっていく。 「イチローです。お早うございます」