究極の媚薬? 女性の性欲障害には効いても、男性が心を満たしてくれないケースは別かも Jim Young-Reuters バイアグラが登場するまで、性的に不能な男性はインポテンツと呼ばれた。それが、今ではED(勃起不全)。絶え間なく流れるテレビCMのおかげで、この呼び名はすっかり普及した。製薬会社によるブランディングが見事に成功した一例だ。 一方、性欲を感じられない女性に対しては、こうしたイメージチェンジは認められてこなかった。常にセックスしたい女性もいるというのに、なぜその気になれないのか誰も説明できず、疲れきってセックスする気になれない人は不感症だと決めつけられてきた。 今週、そんな状況を一変させる可能性がある新薬が発表された。性欲の薄い女性をその気にさせるフリバンセリンという薬だ。 大ヒットの可能性を秘めた新薬を開発したのは、ドイツの製薬メーカー、ベーリンガー・インゲルハイム。当初、抗
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