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Economicsと池尾和人に関するYUKIO09のブックマーク (4)

  • なぜ産業構造の転換が進まないのか--池尾和人

    ご存じの方も多いと思うが、産業構造の長期的な推移に関しては、「ペティ・クラークの法則」と呼ばれる経験則が存在する。すなわち、経済発展ともに、第1次産業(農業)、第2産業(製造業)、第3次産業(サービス業)へと順次、産業構造の重心が移っていくという法則である。この経験則は、人間の欲望のあり方に根拠をもったものであると考えられるので、妥当する蓋然性は著しく高いと判断される。 要するに、最初は「腹一杯飯をいたい」という欲望が満たされれる必要がある。しかし、そうした欲望が満たされるようになった後は、胃袋のサイズには限界があるので、人間は「腹二杯飯をいたい」とは思わない。次に欲しくなるのは、工業製品の類である。そうした需要構造の変化にうまく適応して経済発展を遂げていくためには、工業化を実現していかなければならない。もちろん、農業国であり続けて、農産物を輸出して、工業品を輸入するという発展パターン

    なぜ産業構造の転換が進まないのか--池尾和人
    YUKIO09
    YUKIO09 2009/12/06
    なるほど。保育や教育は勿論、医療も介護もバウチャーだな。見落としていた視点だ。
  • 需要構造と生産性に関する寓話--池尾和人

    『アニマルスピリット』の訳を読んでいたら、その「訳者あとがき」で山形浩生氏が「でも、いまの日の不景気は、マクロ経済学理論がアニマルスピリットを考慮しなかったせいで起きているのではない。日銀行をはじめ経済官僚たちが、従来のマクロ経済学理論--不景気になったら金融緩和しましょうというもの--を普通に適用しなかった(いまだしていない)せいで起きている。」と書いていた。 過去に言っていたことを坊主懺悔したくないということもあるのだろうけれども、2009年時点でもまだこんなことを言っているのですね。前半は正しいけれども、後半は噴飯ものだ。さすがに「インフレ目標」とかいう表現はないけれども... 供給サイドが十分に伸縮的で、需要構造の変化に適切に適応できる状態にあるのなら、総需要だけを問題にしていて構わないけれども、残念ながら、日経済の現状はそうではない。様々な理由から、資源の再配分が阻害され

    需要構造と生産性に関する寓話--池尾和人
    YUKIO09
    YUKIO09 2009/10/11
    だと思うよ。でも労働力の移転は規制緩和とセクター別賃金・生産性調整だけで実現できるもんじゃないでしょう。How toが非常に難しい。そこいらへんを言いたいのがKlingだと思うね。
  • 【インフォシーク】Infoseek : 楽天が運営するポータルサイト

  • 価値破壊的な活動は抑止されなければならない--池尾和人

    これは、先の池田さんの記事に対するコメントですが、池田さんも書かれていたようにライブドアのコメント欄は800字以内なので、記事として書きます。 情報の非対称性の存在を前提にすると、ミドルリスクの貸付市場というのは、安定的には存在し難いものだと考えられます。要するに、ハイリスクの借り手とミドルリスクの借り手を識別できないと「レモン問題」が起きて、ハイリスクの貸付市場しか成立し難くなります。もちろん実際は、担保を差し出せるその他のシグナルによって自らがローリスクであることを示せる借り手に関する市場は存在することになりますから、ローリスク向けの貸付市場とハイリスク向けの貸付市場に2極化するのが、理論的には、最も起こりやすい状況だと考えられます。 それでは、商工ローンとかがやっていたビジネスは、いったい何なのかということになります。商工ローンのみならず、ほとんどのノンバンクについて、一般の銀行に比

    価値破壊的な活動は抑止されなければならない--池尾和人
    YUKIO09
    YUKIO09 2009/10/01
    池尾氏の見解も池田氏の見解も極々真っ当だが、論点が池田氏の「モラトリアム」批判からずれているw
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