糖果罐号ミニ宇宙ステーションの画像。超小型衛星のようだが、下部にロケット上段プラットフォームへの固定具とみられる部分がある。中国のEC最大手であるアリババグループが人工衛星を使い、2018年11月11日「独身の日」セールに向けてキャンペーンを計画している。続く12月にはアリババ参加の越境ECプラットフォーム「天猫国際」の名を持つ通信実証衛星を打ち上げるという。中国人民網、ロシアのビジネスニュースサイトRBCなどが報じた。 11月11日の「独身の日」は中国のインターネット通販の最大の商戦日で、2017年には2.5兆円を超える取引が行われたと見られている。RBCの報道によれば、アリババグループがこの日に計画しているのは「糖果罐号(Candy Pot)」と呼ばれる超小型宇宙ステーションを使ったキャンペーンだ。糖果罐号は、画像では1Uサイズのキューブサット(10×10×10センチメートルサイズの超