巨人は20日、FAで獲得した炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償として、西武側から内海哲也投手(36)を獲得すると連絡があったことを発表した。 【写真】用具一式をGカラーに新調した炭谷 内海は敦賀気比高、東京ガスを経て03年自由獲得枠で巨人に入団。1年目の04年から1軍で登板し、05年からは当時の堀内恒夫監督に先発として起用され、長年、投手陣の柱としてチームを支えてきた。 06年から9年連続規定投球回クリア、最多勝2回、最多奪三振1回など数々のタイトルを獲得。09年WBCでは原監督のもとで世界一に貢献した。 今季は自身4年ぶりに完投、完封勝利を挙げて5勝をマーク。来季に向け、現状維持の推定年俸1億円で契約更改をしていた。 通算133勝という実績だけでなく、明るい性格、リーダーシップで巨人の投手陣のまとめ役、精神的支柱となっていたベテラン左腕。来季はパ・リーグの舞台で西武のユニホームを着てプレー