フェルミ国立加速器研究所のScientific Linuxプロジェクトは4月22日、メーリングリストにて次期版となる「Scientific Linux 8」の開発は行わないことを発表した。フェルミ研究所は今後、学術向けコンピューティング環境として「CentOS 8」の実装を進めるという。 Scientific Linuxは、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」互換のオープンソースディストリビューション。RHELをベースに商標に関わるものを削除た上で学術研究用途で用いるパッケージを加えているのが特徴。フェルミ国立加速器研究所が欧州原子核研究機構(CERN)と協力して開発してきたもので、自らが学術や研究用途で使うためのLinuxディストリビューションとして開発をスタートしたという経緯がある。 Scientific Linux開発中止の原因として、ほかの研究機関とのコ
米宇宙企業スペースXは2019年4月20日(米国時間)、開発中の有人宇宙船「クルードラゴン」の、エンジンの燃焼試験において、事故が起きたと発表した。 クルードラゴンは今年3月に無人での初飛行に成功、7月以降には有人飛行も予定していたが、延期は避けられない見通しとなった。 スーパードラコ(Super Draco)を噴射して飛ぶクルードラゴン(画像は2015年5月に行われた飛行試験のときのもの) (C) SpaceX 事故の詳細 スペースXの声明によると、事故は20日の午前(米国時間)に、ケープ・カナベラル空軍ステーション内にある第1着陸場(Landing Zone 1)で発生したという。このときクルードラゴン(Crew Dragon)は、機体側面に装備しているスラスター(小型のロケット・エンジン)「スーパードラコ(Super Draco)」の燃焼試験を行っていた。 試験の初期段階は順調だった
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