2019年12月Vector Launch Inc.という超小型ロケットを開発する米国のスタートアップ企業が破産した。 正確には米連邦破産法の第11条なので再建型な手続きであり、事業再開する可能性はある。同社は2016年創業で、crunchbaseによると$102.8M(日本円で110億円ほど)の資金調達が報道されていたので破産は話題になっている。 破産の経緯は、世界最大のベンチャーキャピタルのSequoia Capitalが8月に資金を引き上げたことがトリガーになったとのこと。8月に当時のCEOが退任し、150人以上の従業員をレイオフしている。 110億円調達するも創業3年で破産はなぜか?Vector Launch Inc.は突然生まれた会社なのではなく、00年代からGarvey Spacecraft Corporation(GSC)の会社の技術と構想を実現するための会社であった。GSC