ホリエモンが北海道で仕掛ける「宇宙の民主化」 地方創生のモデルケースとなるか:「宇宙版シリコンバレー」作る(1/6 ページ) 地上から高度100キロの上空へ進むと、そこは「宇宙」だ。意外と近い、と感じる人もいたかもしれない。この「遠くて近い宇宙」を、より身近にするための取り組みが、北海道の人口約5400人の町「大樹町」で動き出している。 2040年には約110兆円規模に成長するといわれている宇宙産業市場――。その未来を見据え、「今はゴールドラッシュの時代」と語るのは、宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」を運営するSPACE COTAN(スペースコタン、大樹町)の小田切義憲社長だ。全日本空輸や元エアアジア社長という航空産業での経験を生かし、大樹町が肝いり事業としてきた宇宙港「北海道スペースポート」の開発・運営を任された。 そして13年に創業したインターステラテクノロジズ(以下、IST