「音楽なんてCDやYoutubeで充分」 という思考・嗜好が好きじゃない。 以前から思っていたが、上手く言語化出来ていなかったので試してみる。 【スポンサーリンク】 録音CDにしろ何にしろ記録媒体に音を情報として記録する際にはデータ化が必要になる。 「音」と言うのは空気に存在する波。 空間に満ちる空気に波が発生し、偏り「粗」と「密」の部分が出来上がる。 それをマイクで切り取り空気の「粗密」をデータに置き換える。 ところが音と言うのはどの空間も一定ではない。 楽器から発せられた音、客席に届いた音(減衰している)、客席後方に届いた音(減衰大、反響音有)などマイクが配置された場所によって音は異なる。 そこで録音の際には複数のマイクを配置し、ミキシングと呼ばれる作業を行い複数マイクの音データを調整し配合する。 あるいは何度も録音しているなら別の機会の音を切り貼りする。 一週間前のテイクのフレーズに