W3Cは、WWWの生みの親であるティム・バーナーズ=リーの承認を得て、デジタル著作権管理付きコンテンツを再生するためのW3Cの標準仕様「Encrypted Media Extensions」(EME)の導入を決定した。今回の導入が決定したことにより、ユーザーはプラグインなしにコピープロテクションの掛かったコンテンツを閲覧できるようになる(techdirt記事1、techdirt記事2、FSFの発表1、FSFの発表2、Slashdot)。 EMEの導入に関してはフリーソフトウェア財団(FSF)や人権団体などが反対を続けてきた。理由としてはHTMLに直接DRMを導入することは、真にオープンなインターネットのあり方に反するものだといったもの。今回の決定に対して控訴手続きも行うという。W3Cの決定に控訴するための仕組みは用意されていたものの、使われてるのは今回が初めてである模様。 なお、EMEはす
![W3C、著作権管理技術EMEの標準化を決定。フリーソフトウェア財団などは反発 | スラド YRO](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f2b0b84c73cd10dc6335e5f833c8170356b14e35/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.srad.jp%2Ftopics%2Fdrm_64.png)