将来宇宙輸送システム(ISC)は4日、米ロケットエンジン開発企業Ursa Major Technologies社(UM)と協業し、再使用型ロケット「ASCA-1(アスカ-ワン)」を開発すると発表した。 まず、2028年ごろの実用化を目指し、再使用型ロケット開発「ASCA-1プロジェクト」を始動させる。段階的に有人宇宙飛行に挑戦する開発ロードマップを策定した。 開発ロードマップでは、ASCA-1シリーズでは100キログラム級の人工衛星打ち上げサービスを28年頃までに実現。32年までは有人宇宙輸送(宇宙旅行やP2P輸送)を可能にする高性能化、超軽量化したASCA-2シリーズを開発。40年までに、高頻度・大量・安価な利用が可能な単段式往還型宇宙輸送システム(SSTO)「ASCA-3」の開発を目指す。 再使用型ロケットの開発に向けて、日米ロケット開発ベンチャー同士が連携する試みは同プロジェクトが日