【▲ 太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」の広視野カメラ「WISPR」によって2020年7月に撮影された金星夜側の画像(Credit: NASA/Johns Hopkins APL/Naval Research Laboratory/Guillermo Stenborg and Brendan Gallagher)】アメリカ海軍調査研究所(NRL)の物理学者Brian Woodさんを筆頭とする研究グループは、アメリカ航空宇宙局(NASA)の太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)」が金星の重力を利用したスイングバイ(※)を実施した際に、金星の夜側表面を可視光線で撮影していたとする研究成果を発表しました。 太陽に接近して観測を行うために作られたパーカー・ソーラー・プローブは、思いがけず「金星表面を宇宙から可視光線の波長で初めて観測した探査機」とし