最近は耳にする機会が少し減ったけれども、一時期、「ブラック企業」という言葉が流行したのを覚えているだろうか。 ブラック企業対策プロジェクト共同代表である今野晴貴さんによれば 「『ブラック企業』とは、若者を大量に採用し、過重労働・違法労働によって使い潰し、次々と離職に追い込む成長大企業」 のことを指すのだという。 ブラック企業という概念ができあがった後、対義語的な言葉としてホワイトな企業、ホワイトな勤務先といった言葉も見かけるようになった。 ここでいうホワイト企業とはブラック企業の対義語だから、法令をきちんと守り、過重労働を避けて従業員の福利厚生を大切にする、働きやすい企業をイメージすればだいたいあっているだろう。 ホワイトな職場、ホワイトな勤務先も想像しやすい。 法令が守られるだけでなく、肉体的・精神的ストレスが少なく離職者の出にくい勤務先。 皮肉抜きに”明るい職場”と呼べるような、笑顔、