スマートグリッドと同様に利用される言葉として、「スマート・シティ」という言葉があります。 ここでは、スマート・シティについて、解説していきます。 スマート・シティの定義 スマート・シティとは、ITを活用し電力供給を最適化するスマートグリッド技術を導入し、環境負荷の低い社会インフラが整備された次世代都市のことをいう。 類似概念 類似概念として、「スマート・コミュニティ」がある。経済産業省が2010年6月18日に発表した「エネルギー基本計画」によると、その定義は以下のようになっている。 ・スマート・コミュニティとは、電気の有効利用に加え、熱や未利用エネルギーも含めたエネルギーを地域単位で統合的に管理し、交通システム、市民のライフスタイルの転換などを複合的に組み合わせた地域社会のことである。 ・経済産業省では、『シティというと、一般的に日本では行政単位の市町村の市を意味するととらえられる。ここで