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ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (2)

  • 3週間でやりなおす「高校数学の教科書」

    習うより慣れろ、学ぶより真似ろ。 やりなおし数学シリーズ。いつもと違うアタマの部分をカッカさせながら、3週間で一気通貫したぞ。もとは小飼弾さんへの質問「数学をやりなおす最適のテキストは?」から始まる。打てば響くように、吉田武「オイラーの贈物」が返ってくる……が、これには幾度も挫折しているので、「も少し入りやすいものを」リクエストしたら、これになった。 書の特徴は、「つながり」。アラカルト方式を改め、高校数学の体系を一化しているという。なるほど、上巻の「数と式」の和と差の積の形に半ば強引に持ち込むテクは、下巻の積分の展開でガンガン使うし、図形と関数はベクトルと行列の基礎訓練だったことに気づかされる。ベクトルが行列に、行列が確率行列に、さらに行列がθの回転運動や相似変換に「つながっている」ことが「分かった」とき、目の前がばばばーーーっと広がり、強制覚醒させられる。 上巻 1章 数と式 2章

    3週間でやりなおす「高校数学の教科書」
  • 東大生はどんな本を読んできたか

    東大生は、どんなをオススメされてきたのか?」 ひとつの答えは、[東大教師が新入生にすすめる100冊]にまとめた。 では、次の質問はどうだろう。 「東大生は、どんなを読んできたのか?」 うーん、生協書籍部のランキングが切り口か。でも郷って古屋が山ほどあるし、最近なら amazon というルートもあるからなぁ… なんだか難しいを読んでるイメージがあるけれど、それってホント? に真正面から答えたのが書。 著者は東大図書館の「中の人」──なのだが図書館に限定せず、新聞や小説メディアや駒場・郷の古書街、大学生協の書籍部から複眼的に調べ上げ、「東大生の読書文化」に迫っている。 しかしながら、結論は、「さもありなん」というやつ。 漱石からうかがい知る西洋小説の流行、マルクス主義、岩波による思想形成、朝日ジャーナルと少年キング、教養主義といった文化史がなぞられる。出てくる書名はあまりにも典

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