関連産業など成果報告 地域イノベーション戦略「いわて環境と人にやさしい次世代モビリティ開発拠点」プロジェクトの2015年度成果報告会は23日、北上市文化交流センターさくらホールで開かれた。自動車産業をはじめとするものづくり関連企業や研究機関など産学官連携による今年度の取り組みを紹介した。 報告会は県次世代モビリティイノベーション推進協議会が主催。本県は12年度に国の「地域イノベーション戦略推進地域」に選定され、自動車産業を通じてものづくりの技術革新や開発を目指すプロジェクト活動を推進している。 会場では同推進協議会を構成する岩手大や県立大、一関工業高等専門学校、県工業技術センターの自動車関連の部材やソフトウエア開発などの研究内容がパネルや実物で紹介。両大が金型分野などの研究成果を報告した。 岩手で開発された自動車部品が一目で分かる「いわてショーケースカー」も展示。産学官連携による次