31日夕方、北海道の苫小牧港の沖合で、乗員乗客94人が乗ったフェリーで火災が起き、海上保安庁の巡視船などが救助活動に当たっています。海上保安庁によりますと、乗客は全員退避しましたが、乗員1人が行方不明になっているということで、確認を急いでいます。 フェリーには、乗客71人と乗員23人の合わせて94人が乗っていて、海上保安庁の巡視船や近くにいたフェリーなどが救助活動に当たっています。フェリーを運航している「商船三井フェリー」によりますと、乗客71人のうち、35人はトラックの運転手だということです。 海上保安庁によりますと、乗客はほかの船に乗り換えるなどして全員退避し、今のところ、けが人などの情報は入っていないということです。一方、乗員の2等航海士の男性が行方不明になっているということで、海上保安庁が確認を急いでいます。 海上保安庁や会社によりますと、火災は車両甲板に停車中のトラックで発生し、