人生には、方向性(ベクトル)があります。 「自分のため」に生きる人は、どこまでもその方向に向かいます。 「誰かのため」に生きようとする人は、ニーズに応えよう、自分の役割を果たそうとします。 今回は、「人生の方向性」について考えてみます。 ①「自分のため」に生きる人。 自分のために生きている人は、多くは自分が大好きです。 自分の容姿や自分の才能、能力を誇っています。 人は、「自分のために存在している」という、間違った思い込みに生きています。 多くは、幼児体験からきています。 何でも許され、認められるだけで、「適切な躾(しつけ)」が成されなかったことが原因です。 要は「わがまま」に育ってしまったのです。 良い悪いを、体にたたき込まれずに、育ってしまったために、 「自己実現」が当たり前であり、目の前の人は「自己実現の道具」だと、心の奥では思っています。 頭が良い人ならば、表には決して出しません。