1を聞いて10を知る。 そういう言葉がある。ご存知の通り、僅かなことを聞くだけで、多くのことを理解する人を形容するときに使われる言葉だ。 数は少ないが、昔の部下の中にもこのような人物がいた。 例えば、先輩から「ダイレクトメールの作り方」を習ったとする。 当たり前だが、普通の人はダイレクトメールの作り方をならっても、提案書や企画書を作れるようにはならない。それは「別物」だからだ。 しかし、中には頭の良い人がいて、「ダイレクトメールの作り方」を習っただけのはずなのに、「提案書」「企画書」「報告書」「マニュアル」の作成すべてに、それらのノウハウを活かすことのできる人がいる。 そういう人は 「1を聞いて、10を知る人」である。 僅かな入力から、大きな出力を得られる彼らは基本的に仕事ができる。 だが、彼らは一体なにをしているのだろうか。 「頭が良い」と一言で片付けず、彼らに学ぶ所はないのだろうか。
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