都内の一部の地域で店頭にマスクが大量に並び、価格も一時期に比べ下がっています。中国などからの輸入が増えた影響とみられ、今後、マスクの品薄解消に向かうのか注目されます。 このうち、先月上旬からマスクの販売を始めたという、ネパールの雑貨を扱う店のギミレ・ブサンさんは、当初は1箱3500円で売っていたということですが、今は2000円ほどに値下げしても売れ行きはよくないといいます。 ブサンさんは「周りもあちこち売っているし、値段も比較しなければならないので値下げしました。仕入れ値で売っていますが、それでも全然売れません」と話していました。 新大久保でマスクの輸入も手がける化粧品販売店によりますと、中国からの輸入は先月以降、増えてきたものの、大手のドラッグストアなどは高値での仕入れに消極的なため、行き場をなくしたマスクが大量に出回っているということです。 店の担当者は「ドラッグストアが仕入れなかった