1日午前、海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが到着した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のゲート前では、 配備に反対して抗議活動を行っていた市民団体などが怒りの声を上げた。 午前11時すぎ、岩国基地(山口県岩国市)を出たオスプレイが同飛行場に到着したとの情報が入ると、 野嵩ゲート前に座り込んでいた市民らは騒然となり、すぐに抗議のシュプレヒコールを繰り返した。 座り込みに参加した那覇市の無職具志堅興作さん(70)は「日米両政府は、沖縄の民意を完全に無視して、 植民地のように扱っている。絶対に許せない」と話した。 一方、同飛行場に隣接する宜野湾市立普天間第二小に通う孫2人の登校を見守った無職新城道子さん(69)は 「8歳の孫娘が『オスプレイが怖い』と脅えて学校に行った。子どもが危険にさらされるのは許せない」と語気を強め、 「基地さえなければこんな問題は起きないのに」と話した。 同ゲート