パソコンを操作中,ちょっとした用で席から離れ,すぐに戻る―。こういった経験は日常茶飯事の出来事といえる。その都度,パソコンの画面の電源を切れば消費電力の低減につながるものの,毎回そのような行動をとることは難しいというのが実情だろう。何とか自動的に画面をオン/オフできないものか・・・。このような要求に応えるキー・デバイスといえる部品を,シャープが製品化した。150mm以内の人体検知が可能な測距センサ「GP2Y0A60SZ0F」である。このセンサを使ってパソコン画面に物体(主に人間)が要るときだけ画面を点灯させ,物体がない(例えば150mm以内に人間がない)ときには画面を消灯するといった機能を実現できる。