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ブックマーク / shavetail.blog99.fc2.com (3)

  • シェイブテイル日記 日銀の政策決定の本質

    ここ数日、私は日銀を内外から見た数冊のを読んでいました。それらの中でも特に印象が強かったのは、かつて日銀の審議委員を務めた中原伸之氏の「日銀は誰のものか」でした。 中原伸之氏は57年に東大経済学部を卒業、59年にハーバード大学大学院修士を経て、現・東燃ゼネラル石油に入社86年より代表取締役を努められました。98年4月より02年3月まで日銀政策委員会審議委員に選ばれ、その間の日銀の動きを中心に書かれたのがこの「日銀は誰のものか」です。 98年4月当時は速水総裁の時代です。 中原委員の提案に対する日銀政策委員の「大勢」の対応(茶色)を中心に追ってみましょう。決議の年月も併せてよくみると面白いですよ。なお中原委員を含めた政策委員は9名で、中原委員の提案にご自身(1名)は必ず賛成してることを蛇足ながら付け加えておきます。 ---------------(要約) 98年6月、中原審議委員は景気低迷

    You-me
    You-me 2011/01/28
    「これを読むと、その後日銀の金融緩和策として実施された施策の多くが中原氏の提案だったことが分かります。」
  • シェイブテイル日記 日銀は空気で動く

    2000年の速水総裁時代の日銀が、政府の反対を押し切ってゼロ金利政策を解除したころの日銀議事録が公開されました。 (以下引用)--------------------------- ★禍根残したゼロ金利解除、緊迫の駆け引き明らかに 日銀議事録 日経QUICKニュース 日銀は27日、2000年7~12月に開いた政策委員会・金融政策決定会合の議事録を公開した。 同年8月に日銀は政府の反対を押し切ってゼロ金利政策を解除。緊迫のやり取りが明らかになった。 解除に向けて議論を先導したのは、議長の速水優総裁。非常措置のゼロ金利政策は 「条件がそろえば元に戻すのが当然。そうしないと市場のバイタリティーが出てこない」と持論を展開した。 そごうが経営破綻した直後の7月は「少し間が悪い」(武富将委員)として解除を見送った。 8月には株価が落ち着きを取り戻し「そごう問題の影響にも一応見極めがついた」(藤原作弥副

    You-me
    You-me 2011/01/28
    最後のインタビューむかつきますね~失業者(のような人)が増えてるとかで感じていただきたいものですわはー
  • シェイブテイル日記 世界一中央銀行の能力が高い国はどこか?

    皆さんよくご存知のように、日がデフレであるのに対し、世界には、物価安定の為にインフレ率の目標を明示する、いわゆるインフレ目標政策を掲げた国々があります。 このインフレ目標政策については、日国内ではつぎのような様々な批判があるようです。 ■インフレ目標に対する批判 1.インフレ目標政策はデフレ(持続的な物価下落)を克服できない《無効論タイプ》 a.デフレは中国などからの輸入のためであり日では対処できない【輸入デフレ論】 b.効果の波及メカニズムがない【波及メカニズム論】 c.実績・実例がない【実例論】 2.インフレ目標政策には副作用がある《弊害論タイプ》 d.インフレはコントロールできずハイパーインフレになる【ハイパーインフレ論】 e.名目金利が上昇し金融機関や日銀のバランスシートを毀損させる【金利上昇論】 f.財政規律を弱める【財政規律論】 g.構造改革が阻害される【改革阻害論】 h

    You-me
    You-me 2011/01/25
    かくも日銀のみなさんは優秀なのであります(キリッ /この仕事ぶりを見ればいざインフレのときもハイパーインフレなど恐るるに足らずなのです
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