『週刊少年ジャンプ』での連載完結を受けてスタートし、とうとう最終巻の考察を迎えた『鬼滅の刃』。ライター・多根清史が、万感を込めて、美しい物語を供養するように、キャラクターを、シーンを懐かしみながら考察します。 【関連】考察『鬼滅の刃』シリーズ 【関連】『鬼滅の刃』完結は英断。無残に引き延ばされなくてよかったと断言できる理由 無惨ザマァ!そう叫ばせる見事さ 日本全国、老いも若きも小学生も沸きに沸かせている『鬼滅の刃』最終巻がついに発売。映画の興行収入がいよいよ日本で公開された映画の歴代ランキング1位が視野に入ったとか、初版395万部だとか、数字の話はどうでもいい。『週刊少年ジャンプ』誌上で連載が完結してからはや半年、ようやく「鬼舞辻無惨、ザマァ!」と再び、ジャンプ未読組へのネタバレ配慮もせず叫べる日が来たのである。 それだけ、無惨を討伐する鬼殺隊の一人ひとりに感情移入できていたということ。散
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