我が家に猫が来てから一年が経つ。 初めは栄養状態も目つきも悪い、 鼻を怪我した小さな痩せっぽっちの子猫だったウニも 愛情をタップリ受けて 食べ… さらに食べ… スクスクとお育ちあそばした。 控えめに言って天使ッ! 我が愛猫がこんなに元気に大きくなったことに関しては本当に喜ばしいがちょっと困ったこともあって… この立派な体重を利用して玄関のドアを開けられるようになってしまったのだ。 我が家では家中のほとんどのドアが引き戸である。 動物を飼う予定などなかった5年前、家を建てる際 好みや利便性からあえて引き戸を選択したのだが 完全に裏目に出てしまった。 もっとも重く固い玄関のドアを開けれるということは 彼を閉じ込めるドアは我が家にはないということ。 もちろん鍵を掛ければ開けることはできない。 でも朝、子供が登校して行った後や ちょっと庭先まで郵便物を取りにいく時、 家族全員が在家中で油断している