2016/04/172019/04/29 2016年4月14日から熊本県を中心に続発している地震について「これは人工地震だ!」というけしからんモノがいる上に、それを拡散している残念なヤカラがいます。 「益城町の地震波形にP波がない」というのが根拠のようですが、震源直上なんだから、震源と地震計の距離が近くてP波が見えにくいのは当たり前。 波形で、S波の立ち上がり付近をアップにすれば、P波は見えてくるものなので「アホか」の一言です。 管理人はお行儀が悪いのでこの程度でこういうヤカラはバッサリ切りますが、地震学者の小泉尚嗣さん(滋賀県立大学)は、「そもそも人工地震でM7の地震を起こせるか?」を科学的に説明してくださいました。 ご本人の承諾を得て、全文掲載いたします。 —–ここから—– 人工地震でM7クラスの地震が起こせるかどうかを考えてみます. 4/16の未明の熊本の地震の震源が深さ12km