カブール(CNN) アフガニスタン北西部のバダクシャン州で5日、国際医療支援チームのメンバー10人が武装グループの銃撃を受けて死亡し、反政府武装勢力タリバーンが犯行声明を出した。遺族らが7日、CNNに語ったところによると、メンバーは危険を承知の上で任務に打ち込んでいた。 チームが所属するキリスト教系の人道支援団体「国際支援ミッション(IAM)」によると、殺害されたのは米国人6人、アフガン人2人と、英国、ドイツ人各1人。チームは隣接するヌリスタン州で住民から要請を受けた眼科医療の任務を終え、首都カブールへ戻る途中だった。 同州警察責任者によれば、犯行グループは路上でチームを襲い、所持品を奪ったうえで1人ずつ射殺した。イスラム教の聖典コーランを暗唱していたアフガン人1人は解放されたという。タリバーンは声明で、一行が聖書を持っていたと主張したが、IAM幹部らはこれを否定している。 チームのリーダ
教会内に投げ込まれ、窓の内側の網戸に突き刺さった状態で床に落ちた消火器。消火剤が散乱するよう事前に安全栓が抜かれていた(兵庫県東部の教会提供) キリスト教の教会や神学校が襲われる事件が近畿で相次いでいる。1年余りの間に大阪、兵庫、京都、滋賀の4府県で少なくとも50件以上が確認された。いずれもプロテスタント系の施設で、夜間に窓ガラスを割って消火器を投げ込むなどの手口も共通している。だが、犯人像や動機は見えない。 「あの日以来、物音に過敏になってしまい、よく眠れないんです」。兵庫県東部の教会で牧師を務める男性(61)は表情を曇らせた。 牧師によると、10月16日午前8時ごろ、近所の人から礼拝堂と同じ建物内にある聖書の勉強部屋の窓ガラスが割れていると知らされた。部屋に入ると、床に消火器が転がり、ホースから噴き出した消火剤で辺り一面白くなっていた。日曜礼拝を2日後に控えた金曜日の出来事だった
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