8月26日、スリランカ当局が、サウジアラビアでメイドとして働いていたスリランカ人女性が雇用主から24本の釘を打たれる拷問を受けたと明らかに。写真は女性の手の中の釘を写したレントゲン写真(2010年 ロイター) [コロンボ 26日 ロイター] サウジアラビアでメイドとして働いていたスリランカ人女性(49)が、重労働の不満を雇用主夫婦に漏らしたところ、手足や額に計24本の釘を打たれる拷問を受けたと訴えていることが分かった。スリランカ当局が26日明かした。 この女性は3児の母親で、サウジアラビアに5カ月滞在し、20日に帰国。スリランカ海外雇用局によると、家族は女性が痛みを訴えて病院へ連れて行くまで、被害の事実に気付かなかったという。 レントゲン検査の結果、釘は約2.5―5センチで、1本は目の上で打たれたことが判明。同局によると、女性は釘が熱い状態で打たれたと話しているという。釘は手術で除去された