豊田市足助地区や旭地区などで貸し出され、住民の足となっている一人乗り用の超小型電気自動車(EV)「コムス」二台を、高齢者が使いやすいように住民が改造した。乗り降りしやすいように屋根を高くし、一台は後部座席を新たに取り付けて二人乗りにした。 市や名古屋大、足助病院などが協働で、市の中山間地域に住む高齢者の生活や交通事情の改善に取り組む「あすけあいプロジェクト」の一環。所有するコムス二十四台を住民に貸し出している。 改造したのは、コムスを借りて利用している地域の高齢者三十人でつくる「里モビサークル」のメンバー。中心となった高木健さん(78)=則定町=は「コムスは病院やゴミ捨てに行くなど一キロ以内のちょい乗りに便利で、燃費も良い」と話す。
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